子供たちが小さいころ、毎晩寝かしつけのときに絵本を読んであげていました。
図書館が近く、借りやすかったこともあるのですが、やはり子供たちに本好きになってほしかったからです。
なぜ本好きになって欲しかったかというと、絵本を読み聞かせる→本好きになる→頭が良くなる→東大も夢じゃない!
まあ、こんな親の目論見があったわけなのですが…。
子供と絵本の相性は、ほんとに良いですね。
結末がわかっているのに、同じ絵本を何度も何度も聞いていられる子供の不思議。
読んでいるこっちが飽きてしまうのですが、そこは可愛い子供たちのため、頑張って新鮮な気持ちで読んであげていました。
子供たちも、寝る前の読み聞かせが楽しかったようです。
それぞれ一冊持ち寝床へやってきました。
子供ってすごい
息子がまだ文字が読めないころ、大好きな車の絵本をひらいて、声を出して一人で読んでいました。
何度も読み聞かせていたので、覚えてしまっていたのです。
子供あるあるですね!
動画に残してあるのですが…DVDどこにしまったかな…(汗)。
図書館で借りた絵本だけではなく、買った絵本もありますが、ほとんどは売ってしまい、今は少ししか残していません。
他に私の思い出に残っているのは「しょうぼうじどうしゃ じぷた」「めっきらもっきらどおんどん」「どうぞのいす」「ブータンどこいくの?」
写真の「だんまり こおろぎ」は音の出る仕掛け絵本です。
意外と音が大きく、何度も読んでいるのに、私も子供たちも毎回おどろいていた思い出があります。
本好きはその子次第
読み聞かせを続けた結果は?
兄と妹の年の差が3歳です。
妹が幼稚園を卒園するくらいまでは読んでいたとして、単純に兄の方が妹より倍の時間読み聞かされていたわけです。
なので、普通に考えれば兄は無類の本好きになっているはず。
20歳を超えた現在の状況はというと…、兄=マンガは読むが本は読まない、妹=ジャンル問わず本が好き。
兄が小学生のとき、マンガしか読まないことを担任の先生にぼやくと、「読まないより、マンガでも読んだ方が良いですよ」と言われ、その時は納得しました。
ですが、よく考えると活字を読むという点ではマンガでも良いのかもしれませんが、想像力という点ではやはり、絵がない方が良いのでは?と思いました。
私自身は、子供のころに親から絵本の読み聞かせなどしてもらっていませんでしたが、本が大好きでした。
小学生のころは、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズが好きで、よく図書館で借りて読んでいました。
若いころは、赤川次郎や星新一、東野圭吾などを好んで読んでいて、今はノンフィクションものを読むことが多いです。
親の目論見通りにはいきませんでしたが、本好きの娘とは「何読んでるの?」「その本貸して」などお互いの本を貸し借りています。
息子からは、おすすめのマンガを借りて読むこともあり、「どれが面白い?」と尋ねると、「これ良いと思う」って、嬉しそうに貸してくれます。
まとめ
結局、読み聞かせをした場合としなかった場合の比較ができません。
うちの場合、読み聞かせをした結果、息子はマンガ好き、娘は読書好きになっただけ。
毎日読み聞かせをしたからといって、本好きになるわけでも、東大へ入れるわけでもないですが、図書館へ行って一緒に絵本を選ぶ時間、読み聞かせをしている時間、きっと子供たちに何か残せていると思っています。
そして、絵本の面白さを知った私は、のちに大人でも楽しめる絵本を買ったりしました。
考えさせられる絵本や、シュールな絵本って結構あるんですね。
その絵本の話は、また今度お話しできればと思います。
コメント