ある日、ベルがお世話になった動物病院から「ベルちゃんに黒猫の弟はどうですか?」と、連絡がありました。
日中、子供たちは学校、私は仕事、ベルひとりじゃ寂しいかなと思い、さっそく「弟」を動物病院へ見に行きました。
そして、黒猫の「弟」に運命のご対面。
想像と…
そこには2匹の黒猫ちゃんがいて、とてもやんちゃな子と、おとなしめの子でした。
やんちゃな子は、診察道具をひっくり返しながら室内を飛び回っています。
先生が、慌てて抱きかかえていました。
私はそれを見て、これは厳しいかな…と、おとなしい子の方をトライアル。
生後、推定4か月くらいのようで、子猫感があまり無かったです。
そして、お世辞にも可愛いいと言えない…お顔⁈
よく言えば…凛々しい⁈、勇ましい⁈
「魔女の宅急便」黒猫のジジを想像していたのですが、しっぽが短い。
ジジと違う~!
先住猫との相性は?
我が家に到着し、そっと部屋の真ん中にキャリーケースを置いてみる。
勇ましい顔に反して、どうやらビビりのようです。
キャリーケースの奥の方へ引っ込んでいるから、暗くて黒くてよく見えない。
ケージに移したいけど、しばらくそのまま様子を見ることに。
その後キャリーケースからケージへ移動し、ケージ越しに先住猫のベルと対面!
どちらも激しい性格ではないので、シャーシャー言い合うこともなかった。
ベルとの相性、どうやら大丈夫そう。
トライアルと言いながら、連れて帰った時点でもう飼い始めたのも同然。
そのままうちの子になりました。
プロフィール
出身は、小笠原諸島の母島の野良猫。
保護活動により、お船に乗って本土へ渡ってきました。
キジ白のベルより、環境に慣れるまで時間がかかった黒猫カムイ。
抱っこは嫌いじゃない。
膝の上は好きじゃない。
ゴロゴロ喉を鳴らす音が大きい。
水は苦手ではないみたいで、床が濡れている風呂場にもズカズカ入っていくし、食器を洗った後のビショビショのシンクにも入っていく。
「水が大丈夫なのは、きっと島育ちだからだわ!海水浴を楽しんだりしてたのかしら~」なんてアホな想像したりして。
色々微妙⁈
黒猫さんは、写真写りが微妙(コントラスト?)なので、アクセントに首輪の色は赤にしてみました。
うん、かわいい!尻尾を見なければ魔女の宅急便のジジみたい。
食欲旺盛で、ベルのご飯まで食べてしまうため、しばらくは餌場を離していました。
ちょっとどんくさいところがあって、高いところへのジャンプが苦手。
ベルが軽々高いところへジャンプしていくのを興味津々でみていて、自分も挑もうとするのですが…チャレンジせず諦めの境地に(多分…)。
ビビりなので、活動場所(ほかの部屋)を広げるのに時間がかかっていました。
はじめはベルより小さかったカムイくんも、今ではベルを追い越しデカくなりました。
そんな2人のお話は、また今度させて頂きたいと思います。
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